オープンスペースに求められる
社会のニーズは常に変化し、
多様化しています。
それぞれの課題に合わせて
提案していくためには、
これまでの垣根を越えて
様々な業種業態の企業/団体/個人と
力を合わせる必要があります。
そのために100年企業でもあり
ものづくりを担う
(株)コトブキだけでなく、
サービス、ソフトウェアの
領域を担う、
(株)KTS、
(株)コトラボを傘下に置く
ホールディングス企業として、
株式会社パークは誕生しました。
パークグループがつくっているのは
公共空間にまつわるモノやサービスだけでなく、
それらを複合的に組み合わせた結果として
生まれる地域のつながりであり、
日常の中により多くの
幸せな瞬間をつくることなのです。
パークグループは19141916年(大正5年)、
法人企業「寿商店」から始まりました。
敷物および寿織の名称で
植物繊維を編んだグラスラッグの販売を行い、
カーテン、絨毯などの
室内装飾全般の営業も開始。
その後、椅子の製造を開始しました。
当時日本では、鉄と布と木を使って椅子を製造していましたが、コトブキは高度成長時代にアメリカで発明された新素材「FRP」での家具製造に乗り出しました。自由な造形が可能で、頑丈なFRPは夢の素材といわれ、最先端のデザイナーや建築家とともに、いち早く製品化に挑戦し、当時の主流素材となりました。
当時、公園にはベンチがあり、建物内にはロビーチェアと呼ばれる椅子がありましたが、街路には椅子がありませんでした。そのため、コトブキは街路に椅子を置くという新たな概念を確立したのです。その椅子を、建築要素もあり土木資材ではなく「家具」であるとして「ストリートファニチャー」と名付けました。その後、椅子だけではなく、サインや遊具など、街の空間全体に着目し、タウンスケープ事業を進めていきました。
当時、屋外サインは全て特注製品であったため、コストが高く規格化もなく、一般化していませんでしたが、歩いて移動する日本文化にはサインが必要という考えのもと、規格化・量産化できる製品を開発しました。それらの製品は、コミュニティの形成に役立つサインを目指すということで「コミュニティサイン」と名付けられました。
知育として子どもが大人数で遊ぶことが、社会的な遊びに発展すると考えた建築家 仙田満先生とともに、様々な年齢の子どもが大人数で遊ぶことができる「コミュニティ遊具」を開発しました。
EXPOʼ70日本万国博覧会で、
岡本太郎氏作の「太陽の塔」
の顔部分をはじめ、FRP製品が多数採用される
万博ベンチは、日本初の屋外ベンチとして
デザインされた
「寿商店」を「株式会社コトブキ」へ改称
「多摩ニュータウンセンター地区サイン整備」
(東京都)を手掛ける
長年、東海大地震が起こると言われていた地震大国の日本では、1995年の阪神淡路大震災により、さらに日本中で防災意識が高まっていました。コトブキでは、阪神淡路大震災より以前から防災ファニチャーの開発に着手し、いち早く製品化に挑戦していました。
公園が量から質への時代となり、公園施設のメンテナンス・修理・修繕のニーズが高まっていました。そんな中、公園遊具・ベンチ等の点検・修繕の専門チームとして「株式会社コトブキタウンスケープサービス(現:KTS)」が設立されました。
動く遊具「ウゴウゴ・ニョッキー・ハニー」 が
グッドデザイン賞受賞
新たなスタンダードベンチとなる
「f-line(エフライン)」発表
「株式会社コトブキタウンスケープサービス(現:KTS)」設立
屋外家具や屋外遊具などの“ものづくり”を通して、賑わいづくりに貢献してきたコトブキが、新規事業の創出、ソフトウェアの開発や様々なサービス提供を通じた、“ことづくり”を実現するため「株式会社コトラボ」を設立しました。公園に関わる人同士が結びつくきっかけ、日本中の公園を知り訪れるきっかけとなるアプリ「PARKFUL」を開発し、賑わいを作り出す機会を創出しています。
「コトブキランドスケープ台湾株式会社」設立
・「株式会社コトラボ」設立
・「株式会社パーク」設立
・8月5日、創立100年を迎える
・「防災ファニチャーによる啓発活動への取り組み」が
第10回キッズデザイン賞受賞
プレイポートワンダー「モーグルヒル」が
第11回キッズデザイン賞受賞
インクルーシブ・プレイグラウンド製品を発売し、
「インクルーシブパークフォーラム2020」を開催
・「駅・街をつなぐ渋谷サインプロジェクト」が
第54回日本サインデザイン大賞/経済産業大臣賞受賞
・抗菌・抗ウイルス加工
「k:skin(ケースキン)」を施したベンチを発売
「株式会社パーク」を親会社としてパークグループを再編
インクルーシブ研究会での取り組みが
第57回東京都公園協会賞優秀賞受賞
電動キックボード「LAIL(レイル)」発売
プレイポートワンダー新アイテム「セレベル」発売
・グループミッションを
「オープンスペースに次のあたりまえを作る」に改定
・「株式会社コトブキタウンスケープサービス」を
「株式会社KTS」へ改称
「パーク」グループは創業以来 100 年以上、
オープンスペースと向き合い続けてきました。
新しい素材への挑戦、ものづくりで
思いやアイデアをカタチにする
技術力とデザイン。
オープンスペースで安心して使い続けられる
高度な施工技術やメンテナンス、
IT・情報を活用した利便性向上。
グループ各社が連携し、
オープンスペースの革新に挑戦しています。
これからも、日本、そしてグローバルに、
時代とともに多様化する
オープンスペースのニーズを捉え、
新しいオープンスペースを
創りあげていきたい。
そして” 自分と違う” と繋がれる場所を提案する。
そんな想いに共感していただける
仲間を募集しています。
私達は時代の流れや地域文化、未来のあり方を考え「挑み続ける」ことでオープンスペース先進企業としてたゆまぬ変化と成長を続けてきました。
メーカーとしての製品開発、製造販売で身につけた技術力から次の100年に向けた事業拡大を進め、公園情報アプリ開発、屋外映画イベント開催など、人々の暮らしを豊かにするコミュニティ創造会社へと進化を続けています。
これからのパークグループの成長に一緒に挑戦してくれる、新卒メンバーを募集します!総合職として、将来の幹部候補を目指す方に来ていただきたいと思っています。安定的な基盤にあぐらをかかず、いつでもベンチャー志向で成長していける方を歓迎します。
オープンスペースの特徴やコンセプト、どんな人々が集いどのように過ごすのか......個々のオープンスペースに調和する製品選定やデザイン、配置計画等をクライアントに提案します。必要に応じて、オーダーメイド製品のデザイン・設計・製造も行います。人々が出会い集うことの価値を追求します。納品後も安全で安心、過ごしやすいオープンスペースを保つため、保守点検やメンテナンス等のアフタフォローをすることもコトブキの大切な役割です。
KTSのメインの事業は、大通りや公園などに設置されているベンチやサイン、遊具の状態を点検し、修繕する保全事業です。ご利用者が安心して快適にオープンスペースをご利用いただけるよう、専門の技術者が知見をフルに活かし、施設・設備の維持に努めています。